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広場のコンセプト

広場のコンセプト

うらっこ広場は「やってみたい!」に挑戦できるあそび場です。

子どものあそびは挑戦にあふれています。

やったことのないことに挑戦するので、時には思ってもみなかった危険にであうこともあります。危ないからこそ面白いし、痛いおもいや失敗、その挑戦が成長につながります。しかし、最近では、多くの公園や遊び場で、ケガの責任追及や苦情によって、子どもたちが「やってみたい」と思うあそびが禁止に追い込まれています。

うらっこ広場は、「やってみたい」に挑戦できるプレイパーク(冒険あそび場)として、保護者や地域の皆さんと、子どものあそびの価値・大切さについて話し合いながら、自由なあそびを通じて、子ども一人ひとりの育ちを支えていきます。

もっと自由に

子どもの「やってみたい!」は、ひとり一人違います。「やってみたい!」は、そのまま、その子の個性であり、その子の世界をあらわしています。うらっこ広場は、子どもの自由なあそびや、ひとり一人の「やってみたい!」への挑戦を応援します。

もっとみんなで

子どもにとって、一番の環境は大人です。大人のこどもに対する関わりによって、子どもはいろんな「やってみたい!」に挑戦できることもあれば、できなくなることもあります。私たち大人が想いをひとつにして、子どもの「やってみたい!」ができる広場をつくっていきます。

「子どものあそぶ権利」

子どもの基本的人権を国際的に保障するための条約「子どもの権利条約」をしっていますか?世界各国で採択されており、1989年には国連で採択され、日本では1994年に批准しています。
この条約は、前文と本文54条からなり、子どもの「生存」「発達」「保護」「参加」という4つの権利を実現・確保するための条約です。

その「発達」の権利の一つとして、第31条に「遊ぶ権利」が記されています。子どものあそぶ権利を、こどもの広場の運営を通じて具現化していきます。

  • 子どもの権利条約 第31条
    第1項 全ての子どもには、休む権利、レジャーの権利、遊ぶ権利があり、年齢に応じてレクリエーションを楽しみ、文化的、芸術的活動に自由に参加する権利がある。
    第2項 締約国は、子どものこれらの権利を尊重し、どの子どもも文化的、芸術的活動やレクリエーション活動、レジャー活動に参加できるように環境を整えなければならない

2014年に国連子どもの権利委員会から「ジェネラルコメントNo.17」という公式の解説書が発行されています。子どもの遊びに関する言葉の定義、子どもにとって意義、世界的な状況や課題、締約国が進めるべき事柄などが詳細に解説されているものです。ぜひ読んでみてください。

ジェネラルコメントNo.17(英語版)PDF

ジェネラルコメントNo.17(日本語版・平野裕二氏訳)PDF
出展:平野裕二の子どもの権利・国際情報サイト


<子どもの権利条約・遊ぶ権利についての関連リンク>
IPA Website
IPA日本支部 Website
国際NGO団体Save the Children発行の「子どもの権利条約」リーフレット(日本語)