乗れるようになったよ!
夏休みのある日。友だちがブレードボードで遊んでいるのを見た男の子。
自分も乗ってみたくなったようで、ブレードボードの練習を始めました。ボードの上に両足を乗せるのも難しい様子でピロティの柵に掴まりながら恐る恐る練習しています。先輩の友だちから「裸足で乗ると滑らなくていいよ」といったアドバイスをもらい、何とかボードにのって、柵をつたっておっかなびっくり。当然思うようには乗れず、バランスを崩して転倒もしばしば。
それでも擦り傷をいっぱい作りながら、諦めず練習を続けていました。その後も、彼が柵に掴まりながらピロティをグルグル回る日々を応援する気持ちで見守っていました。
しばらくの間、その子と会う機会が無く、1か月程たったある日。
「ちょっと見て!」と声をかけられふり返ると、柵に掴まる事なく、見事にブレードボードを乗りこなす彼の姿がありました。思う様に曲がったり、ボードをコントロールして上手に乗りこなす彼の顔は、誇らしげでとってもキラキラしていました。
子どもの本気と、その成長を目の当たりにして、うらっこ広場はこんな瞬間にも立ち会える場所なんだなぁとしみじみ感じた一日でした。
(お願い)ブレードボードは、他の来場者とぶつからないよう、場所を選んで遊んでます。もし危ないなと心配になったら遊んでいる子どもやプレイワーカーに声をかけて下さい。